岡山県営瀬戸線
瀬戸高校が現在地に移転したのを機に開業。
1期区間は瀬戸駅〜宗堂(そうどう)間を予定していたが、
森末地区で用地を買収できず、予定地より手前に駅を作り、以遠は未成線に。
県道との平面交差(踏切)が交通のネックになってきたため廃止。
開業から廃止まで10年余りであった。
車両 正面非貫通3枚窓 運転台のない側は非貫通2枚窓
モ101形cMc 101〜103 →県営和気デハ11〜13
ク201形Tc 201,202 荷物室があり、実質クハニ
サ251形T 251
モト301形301 資材運搬・花電車用
202と251は増備車 当初は最大2連だったが、
通学利用が予想を上回り登校日の1運用を3連化。
瀬戸南線 ※こちらは県営ではない。
開業当時は川砂利の採取が認められていたため、
作業員らの輸送があって土手近くに駅を設置。のち移転。
ただし、砂利輸送は扱わなかった。
車両
ホジ1,2 ボギー車 キホハ1,2に改称
1は前後に荷台つき、2は荷台なし
ジ3 2軸車 エンジン撤去でハフ1に
ホワフ11
ト1
増備車 キホハ3 廃止後三徳園に譲渡されたがしばらくして解体撤去。
このほか車籍はないが双方とも小型DL1両とレール運搬台車1組
(森林鉄道の運財台車を改造)を持っていた。
運賃は名目上瀬戸線が区間制、瀬戸南線が対キロ区間制だったが、
営業区間は1区に収まり、実質均一運賃。